三重県知事と新潟県知事による懇談会が
いなべ市役所で開かれました。
懇談会は２０２３年に初めて開催され、今回が３回目です。
一見勝之三重県知事と花角英世新潟県知事が
国土交通省時代の同僚だったことが開催のきっかけです。
今年は医療・農業・選挙・防災の４つのテーマについて
意見交換しました。
その中で特に取り組むべき課題として両県の知事が挙げたのが、
周産期医療体制の整備です。
出生数の減少や、産科医の高齢化、助産師の不足によって
分娩取扱施設は両県ともに減少傾向にあります。
これに対し、三重県は分娩数に応じた産科医への手当の支援、
新潟県は分娩取扱施設が無くなった地域の妊婦への
交通費及び宿泊費の支援など、
互いが実施する取組について紹介しました。
今後は、周産期医療体制の整備について
定期的な意見交換をしながら、
地域で安心して出産し子育てができる環境整備を
国へ提言していきたいということです。
