25日と26日の2日間、
匠の里・伊勢型紙フェスタ2025が開催されました。
これは、国から地域ブランドの認定を受けた
伊勢型紙をPRしようと、2009年から始まったものです。
メイン会場の伝統産業会館では、
職人による実演や染め物体験などが行われました。
染め物のデザインは、今年の大河ドラマにちなみ、
葛飾北斎の浮世絵でした。
参加者は真剣な表情で作品作りに取り組んでいました。
また、伊勢型紙の新たなデザインを考案するコンテストの一般投票もあり、
不断桜をテーマにした48作品が並びました。
訪れた人は、お気に入りの作品を選び票を入れていました。
伊勢形紙協同組合理事長の小林満さんによると、
「これまで受け継いできた技術を大事にしながら、
インテリアなどの新しい用途に生かせないか模索している」と
いうことです。
伊勢型紙を使用したしおりやアクリルスタンドなども
展示・販売されていました。