青色申告会は個人事業主などで組織される納税者団体で、
公平な税制の実現に向け、行政への要望などを行っています。
22日には都ホテル四日市で東海ブロック大会が開かれ。
愛知、岐阜、三重、静岡の青色申告会役員
およそ260人が集まりました。
東海ブロック大会は年に一度開かれ、
次年度の税制改正の要望などを取りまとめています。
要望案として、最重点項目4つ、重点項目4つの
計8項目が読み上げられました。
主に、青色申告特別控除を給与所得控除の最低保障額に合わせ
65万円まで引き上げることを求めています。
拍手により承認された要望書が
全国青色申告会総連合 会長の 伊藤升吾さんに手渡されました。
その後、全国青色申告会総連合 専務理事 綿貫豊さんから
青色申告会に関する情勢報告がありました。
綿貫さんは、今年の大きな出来事の一つとして
給与所得控除が引き上げられた一方で
青色申告特別控除は据え置かれたことを挙げました。
これまでの税制改正運動で
それぞれの控除額を合わせてきた経緯を紹介し、
「青色申告特別控除額を給与所得控除の最低保障額と揃えることは
一丁目一番地の取り組みである」と呼びかけていました。