ケーブルNews】四日市市地下駐車場施設復旧検討委員会

3回目となった検討委員会では
これまで確認してきた浸水の状況を踏まえ、運営の状況をマニュアルなどと照らし合わせて確認をしました。

委員会は非公開で行われ、終了後、
委員長を務める三重大学の川口淳教授が会見を開きました。

くすの木パーキングの防災業務計画書では
毎年、防災訓練を実施するとありますが、
2017年から2022年は実施していませんでした。
実施された2023年以降も、
情報伝達訓練など10年ほど前に実施していた内容が実施されず簡素化していた実態が明らかとなりました。

また、駐車場のスタッフが対応に追われる中
記録的短時間大雨情報の発令を30分ほど知らなかったことも明らかとなり、
三重河川国道事務所や関係機関との
コミュニケーション不足が浮き彫りとなっています。

会見の中で記者から、
今回の浸水について人災か天災かと問われた川口委員長は
「個人としては天災の側面が強い」と述べました。
現状のマニュアルでは
近年各所で起こっているゲリラ豪雨の対応に限界あるとしながらも
マニュアルに基づき適切に対処されていれば被害は少なくできたのではと話しました。

検討委員会では次回の会議で中間報告をまとめる方針です。

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