きょう22日、
富田小学校で初めての取り組みとして
三重大学教授の川口淳さんによる防災講座が行なわれました。
川口さんは建築構造と地域防災が専門で、
県内の様々な防災活動や団体などに携わっています。
講座を受けたのは5年生およそ110人で
「地震とは何か」「地震が起きたらどうなるか」といった基礎から、
地震に遭遇した時に注意すべきことを学びました。
川口さんは児童たちに向け、
もしも登下校中に地震が起こったらブロック塀や古い家から離れるよう伝えました。
さらに地域のハザードマップを紹介し、富田地区は平地なので
津波の高さが10センチ上がるだけで被害が拡大するリスクがあると注意を呼びかけました。
講座では、川口さんが児童たちに向けて問いかける場面も多くあり、
児童たちが積極的に手をあげる姿が見られました。