9月12日の大雨被害において、
四日市市の地下駐車場 くすの木パーキングでは
停めてあった274台が浸水しました。
2回目となった検討会委員会では
委員長の三重大学大学院工学研究科教授の川口淳さんが
「すべての搬出が終わったとは言え
利用者の生活が元に戻ったとは言い難い。
スピード感を持って取り組んでいく」と挨拶しました。
委員会は非公開で行われ、終了後、記者へ説明の場が設けられました。
くすの木パーキングには、
車用と歩行者用の合わせて16の出入り口があり、
その全てから浸水したことが分かったということです。
また、駐車場周辺では中央通り沿いで
最大40センチ程度の浸水被害があったことも報告されました。
当時、現場を確認した職員によると
わずか20分で浸水、
膝まで達するのに10分程度だったということです。
委員会では今後、対応マニュアルが適正だったかなどのソフト面と、
止水板の故障といったハード面の対策について
議論を進めていくとしています。
委員会としては、年内に報告書をまとめる予定だということです。