紙の彫刻とも呼ばれるヨーロッパ発祥のアート、シャドーボックス。
展示会は、鈴鹿市で活動しているシャドーボックス教室、パステルMが
3年に一度開いているもので、今回で5回目です。
会員20人が106点を出展しました。
シャドーボックスは、
同じ絵柄の紙を5枚から10枚ほど切り抜き、シリコンボンドで接着。
紙と紙の間に厚みをつくることで、立体感を生みだしています。
こちらは、飼っていた猫の写真で作った作品です。
表面を削ったり、ふちに切り込みを入れたりして、
毛並みを表現しています。
透明の糸でひげを作るなど、細部までこだわっています。
パステルMの主宰、岡田恵美子さんによると、
材料には雑誌やカレンダーなどを再利用して使うことも多いそうです。
「平面だったものが、どんどんと立体的になっていくのが
作っていて夢中になれる」と、魅力を話していました。
「パステルM シャドーボックス展示会」は、10月20日、月曜日まで開かれています。