【ケーブルNews】南楠鯨船まつり

11日、12日の2日間、
四日市市楠町の南御見束神社一帯で
南楠鯨船まつりが執り行われました。

11日の朝は神事のあと、
重さ1.7トン、全長8.5メートルの鯨船 龍神丸が
2日間に渡る練りに出発していきました。

祭りは豊漁を願う行事として
幕末から明治時代に始まったと伝えられていて
現在では、地元の有志からなる南楠鯨船保存会によって
大切に継承されています。

およそ250人が参加した今年は、
海の神様を祀った竜宮や楠漁港など
37ヵ所で練りが披露されました。

練りの見どころは、親鯨と姫鯨、子鯨、合わせて8頭の鯨と
龍神丸との攻防です。
途中、鯨が勢いよく一回転する場面もあり
一帯が熱気に包まれていました。

小学5・6年生が務める踊り子が銛を打って鯨を仕留めると、
大きな歓声が上がっていました。
南楠鯨船保存会では子供の数が減っている中、
地域や学校などと連携しながら
次の世代に継承していきたいということでした。

紹介番組

ケーブルNews

三重県北勢地域のニュースを扱う番組です。 まちの課題や行政の動き、気象・防災情報などをお伝えします。

番組について