【ケーブルNews】地域課題の解決を考える 「ものづくり」の授業

四日市市では、「ものづくりの街」という特徴を活用し、
子どもたちに課題解決を考える機会を作ろうと取り組みを進めています。
2日は、中部中学校の2年生29人が、
四日市市や菰野町を拠点とし、三重県中小企業家同友会に所属する6人の企業家と
グループワークを行いました。

与えられたテーマは、全国的に問題となっている「竹害」です。
四日市市全体で261ヘクタールの竹林があり、
中には管理が行き届いていないものもあるそうです。

生徒たちはまず、
“災害リスクの上昇” や “不法投棄” など竹害について学びました。
その後、参加した企業が持つ技術を有効活用して
課題解決につなげるためのアイデアを出し合いました。

生徒たちは、竹の特性や加工方法について調べたり、
企業家から竹を活用した事例を聞いたりしながら、積極的に意見を交わしていました。

最後に、グループごとに発表が行われました。
竹の炭を利用したシャープペンシルの芯や、タケノコチップスとして食品にする案、
また、竹で飛行機を作り、鳥人間コンテストに挑戦することができないかといった
中学生ならではのアイデアもありました。

企業家からは、
「独創的なアイデアが出てきた。
考える力を大切にし、これからの四日市の街を一緒に作っていきましょう」と
思いが伝えられました。

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