四日市市立博物館で開催中の
特集展示「没後20年 丹羽文雄と手紙」には、
初公開の資料を含む11点が展示されています。
丹羽文雄が送ったり受け取ったりした手紙など、
手紙につづられた言葉から
丹羽文雄の人物像を感じられる内容となっています。
丹羽文雄は寺の長男として生まれましたが、
作家の夢を諦めきれず家出する形で上京しました。
誰にも言わず四日市を離れる日に残した手紙には
当時の心情がつづられており、
作家としてのはじまりの象徴でもあります。
交流のあった作家から受け取った手紙には、
仕事に関する悩みの相談などがあり、
丹羽文雄が尊敬されていたことや
慕われていたことが伺えます。
「没後20年 丹羽文雄と手紙」は
26日 日曜日まで開催されています。