四日市市の富田一色海浜緑地公園内で、
伊勢湾台風殉難者慰霊献花式が行われ、
森智広四日市市長のほか、遺族や地元自治会役員などおよそ２０人が参列しました。
全員で黙祷を捧げたあと、参列者は順に献花をし、
手を合わせて犠牲者の冥福を祈っていました。
６６年前の伊勢湾台風では、四日市市内だけでもおよそ１１０人が亡くなりました。
中でも、慰霊碑のある富田一色町は被害が大きく、半数の５４人が亡くなったと言われています。
式辞で森市長は、先日の記録的な大雨による浸水被害について触れ、
「南海トラフ地震だけでなく、風水害への対応の必要性をあらためて実感している。
防災先進都市の実現に向け、最善を尽くしていきたい」と決意を述べていました。
