22日、大阪・関西万博 EXPOアリーナmatsuriで、
「~三重のおまつり大集合!~」が開かれ、
多くの人で賑わいました。
三重の魅力を国内外へ発信しようと、
県内各地から10の祭りの実演、展示が行われました。
桑名市からは「日本一やかましい祭り」といわれる、
くわな石取祭の祭車が、鉦と太鼓を打ち鳴らしました。
また、県内の市町や事業者によるおよそ70のブースが並び、
地場産品などをPR。
訪れた人と交流を深めていました。
四日市市を代表して登場したのは、大入道です。
大入道が市外で演技をするのは29年ぶりで、
会場へは、ほとんどすべての部品をばらして運んできました。
到着してからは5時間以上かけて組み立て、
何度も微調整、リハーサルを重ねて本番に挑みました。
訪れた人の多くは、大入道を初めて見たと話し、
日本最大級のからくり人形山車の迫力ある演技に圧倒されながらも、
時には手拍子で楽しんでいました。
大舞台での演技に、保存会のメンバーの気合も十分です。
太鼓と銅鑼の音、気迫のこもった掛け声とともに
大入道の手足、首が大きく動き、見る人の目をくぎ付けにします。
およそ15分に渡る演技が無事終わると、
大入道と保存会に大きな拍手が送られていました。