夜の帳がおりる頃、四日市市東富田町に太鼓の音が響いていました。
中島組神徳丸保存会による練習です。
中島組神徳丸が鳥出神社の鯨船行事で練るのは、2年ぶり。
神社での本練りは2022年以来3年ぶりです。
その間も定期的に練習をして、伝統を継承してきました。
中島組神徳丸は、寺町と本町の2町、およそ50世帯で守っています。
更に、保存会の中心メンバーは、60代、70代となり、
少子高齢化、担い手不足の課題と向き合う中、
若い世代の存在は、刺激でもあり励みもなっています。
今年、太鼓叩きとして参加するのは、高校1年生の青木湊さんです。
青木さんは、兄を追いかける形で中島組神徳丸に関わってきました。