14日、桑名市長島町の伊曽島地区で防災訓練が行われ、
およそ150人が参加しました。
防災訓練は、津波避難誘導デッキの見学、
地震体験、仮設トイレ設置の3つの内容で行われました。
桑名市長島町伊曽島地区にある津波避難誘導デッキは
3層構造で非常時、1500人程度を収容できます。
桑名市防災・危機管理課の職員は、
最優先は津波到達までの時間で
桑名や多度の高台に逃げることだとし、
デッキは、高台への避難が間に合わない時に利用するという
認識でいてほしいと説明していました。
地震体験では、震度7の揺れを体験しました。
参加者は「備えのためにも良い機会になった」と
話していました。
この他、避難所運営の一つとして
水を流さずに簡易トイレを使うこと、
自分用の携帯トイレを準備することなどを学んでいました。
伊曽島地区 防災・防犯部会部会長の森浩木さんによると、
今後、訓練の機会を増やしていきたいということです。