四日市市立神前小学校で
地域の伝統行事をテーマにした授業が行われました。
10日、高角町獅子舞について学んだのは、
2年生と3年生合わせて80人です。
神前小学校では、地域のことを知ることで
神前地区を好きになってもらおうと、
高角町獅子舞保存会を
講師に招いて授業を行っています。
保存会の会員が獅子舞について説明し、
明治時代から毎年10月の神前神社の例大祭で
奉納されていることや、
つがいの親獅子、子獅子、合計4頭で舞うことで
家族愛を表現していることなど、
他の地域にない特徴について話しました。
その後、7種類ある演目の一つで
四方を祓い清める四方懸りの舞が披露されました。
保存会によると、高角町獅子舞は中戸流で
ゆっくりと優雅に舞うのが特徴だそうです。
また、獅子頭や口取りの道具などに
自由に触れられる時間もあり、
頭を噛んでもらおうという子どもたちが
獅子の前に並んでいました。
貴重な体験をしたという児童は、
今年のお祭りには見に行きたい」と話していました。