いなべ市大安町高柳にある
およそ4700平方メートルの田んぼでは、
豊かに実った大安桜米の稲穂が一面を赤く染めています。
高柳地区営農組合では、およそ20年前から
町おこしなどを目的に大安桜米を栽培しています。
大安桜米は古代米のもち米、赤米の一種で
紅染め餅という品種です。
白米と混ぜて一緒に炊くと、
ほんのりと桜色に炊きあがるのが特徴です。
日が沈み始めた午後6時頃。
夕焼けに照らされた稲穂が、より一層赤く色づきます。
営農組合によると、今年の収穫量は去年よりも10%アップが
見込まれているそうです。
猛暑の影響が心配されていましたが、
いなべ川の豊富な水のおかげで、豊作の年になったそうです。
また、10月末から11月ごろに、
地元の小学生と共に稲刈りを予定しています。
赤く色づいた稲穂は、今週いっぱいが見ごろだということです。