伊藤徳宇桑名市長のもとを訪れたのは、
桑名市で竹を活用した食品の加工、販売を手掛ける、
株式会社まるしげの代表 竹尾滋展さんです。
竹尾さんは、パウダー状の竹を練り込んだ「たけのこグラノーラ」を開発。
ほのかな苦味があり、豊富な食物繊維で腸内環境を整えられることが特徴です。
起業したのは去年12月。
自身が所有する市内16ヶ所の竹林の活用や、
桑名市の課題でもある管理が行き届いていない「放置竹林」を解消したいという思いが始まりだったそうです。
使用している竹は、水分量や硬度が適した3年から4年目のもの。
その後、1週間乾燥させてから専用の機械で粉末にするなど、
家族の協力を得ながら試行錯誤し、完成しました。
伊藤市長は、
「放置竹林問題にビジネスとして挑戦してくれることは
本当にありがたい」と今後の取り組みに期待を寄せていました。
竹尾さんは、放置竹林の活用により、
障がい者雇用などにも繋げていければと話していました。