四日市市西日野町にある旧四郷村役場で
企画展が開かれています。
この展示は、市内に現在まで残る近代建造物や
報告書に記されている歴史的建造物に焦点を当て
四日市市が近代化を遂げた背景を学んでもらおうというものです。
展示場内には、パネルや四郷郷土資料保存会の資料など
合わせて13点が並んでいます。
四日市の近代化のきっかけとなった伊藤製糸場については
当時の工場の様子がわかる写真や図を通して
生糸がどのように生産されていたのかを知ることができます。
また、昔の四郷村全体を上から見た様子が描かれた
四郷村俯瞰図の展示や
商工業が盛んだった四郷村と四日市を繋いだ
四日市あすなろう鉄道の前身である三重軌道が
紹介されています。
旧四郷村役場企画展
「歴史的建造物から四日市の近代化をみてみよう」は
9月28日 日曜日まで開催されています。