ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンターは、
世界各国で物流施設を開発・管理しているESR株式会社が手掛ける物流施設です。
2022年4月に竣工し、中京圏最大級の面積を誇ります。
内覧会は、ESRの物流倉庫の魅力を関連企業に発信することを目的に開催され、
5日・6日の2日間で、物流企業などから17社、45人が参加しました。
内覧会では主に、ESRのテナントで物流事業を行っている
興和オプトロニクス株式会社の倉庫を見学しました。
興和オプトロニクスが自社開発している自動走行型の物流ロボットが紹介され、
荷運び作業の一部を手伝う場面が見られました。
倉庫の地図を学習し、障害物を認識して避けながら正確に目標地点へと移動します。
この他、フォークリフトなどで運ぶことが出来る移動式クーラーが紹介されました。
作業する場所に限定して設置でき、室外機等の工事は不要。
天井の高い物流倉庫の特性を生かし、
熱い空気を天井へと逃がし冷気だけを働く人の空間に流すという仕組みです。
参加した人は、
「最新の技術に興味が湧いた。物流業界の動向に今後も注目したい」と話していました。