防災教室は、震災から身を守った後の生活をテーマに開かれ、
町内に住む小学3年生から6年生21人が参加しました。
講師を務めたのは、北勢地域を中心に防災教室などを開いている
防災一座の代表 松野博さんです。
松野さんは、
ダンボールに猫砂などを入れた手作りの簡易トイレを紹介しました。
また袋と凝固シートが一体になった簡易トイレ「サニタクリーン」を
児童たちが体験しました。
松野さんによると、
トイレは食べることや寝ることと同じぐらい大切だということで、
災害時に正しく使えるように今のうちに知っておく必要があると話していました。
その後、地震体験車で震度5強の揺れを体感しました。
児童は大きな揺れに驚きながらも
両手で頭を抱えてうずくまる「だんご虫」のポーズで頭を守っていました。
参加した児童は、「トイレの使い方が印象に残った」
「もし本当に地震があった時に備えたい」と話していました。