公開講座は、「終活」をテーマに開かれ、
四日市市内外からおよそ50人が受講しました。
講師を務めたのは、四日市看護医療大学看護学科 准教授の久留島実姫さんです。
「人生の最終章を前向きに準備する」ことが終活だとして、現状や、終活の方法などを解説しました。
久留島さんによると、終活の背景には、デジタル遺品や相続、介護などの問題があるそうです。
家族に迷惑をかけたくないと始める人が多く、形あるものの整理から取り掛かることを勧めていました。
目に見える変化から達成感を得られる上、
小さな判断を繰り返すことで判断力の向上につながるということです。
受講者は、「話を聞いて元気が出てきた。
まずは家の中の片づけをやってみたい」と話していました。