講座は、お米の生産や流通のしくみなどを知ってもらおうと、
四日市市の日永地区市民センターが主催しました。
日永地区の住民16人が参加し、農林水産省 東海農政局の早﨑 俊行さんが講師を務めました。
はじめに、三重県の米の生産について話がありました。
県内は、全国平均と比べて田植えと米の収穫時期が、
半月から1か月ほど早く、北勢地域でも8月上旬には米の収穫が始まることが紹介されました。
また、備蓄米の販売方法について、
一般競争入札では、いわゆるオークション形式のため、金額が高くなりやすく、
随意契約では、政府が金額を指定することによって安い金額で契約できることが説明されました。
参加者からは、
「米の価格が少しずつ下がってきたものの、
未だに備蓄米が手に入らない」といった意見があがっていました。
農林水産省では、米の生産から流通までの過程を分析し、
米の価格が高くなった原因や課題を明らかにしていきたいとしています。