長島三町石取祭は桑名市の無形文化財に登録されていて
下町、中町、萱町の3つの自治会が開いています。
25日は午後9時頃から町内にある稲荷阿岐波神社近くの大手橋で
3町揃っての叩き出しが行われました。
長島町の石取祭は天幕や彫刻などの
豪華な装飾の祭車が特徴です。
町によって叩き方や節回しなどにも細かい違いがあるため
それぞれの町で保存会を設け
鉦や太鼓の叩き方などを伝承しているそうです。
祭りでは、交代で町民が太鼓を叩き、
周りの人は肩を組みながら
掛け声を送るなど賑やかな様子でした。
関係者によると
「最近はどこの町も後継者が不足している。
若い人に参加してもらい祭りを盛り上げることで
長島の伝統を継いでいきたい。」と話していました。