27日、小学生を対象にしたタナゴの観察会が開かれました。
これは、菰野町図書館が、環境への関心を深めてほしいと主催したものです。
タナゴは、コイ科に分類される淡水魚で、
菰野町では、田光の楠根ためで「アボラボテ」という種類が確認されています。
講師を務めたのは、東海タナゴ研究会です。
タナゴは、二枚貝に卵を産むことや生息する地域によって違いがあることなどを説明していました。
参加者は、楠根ためで見つかったアボラボテを観察したり図書館の本を参考にしたりしながら、
タナゴや生態系、ため池の水を管理する池干しについての学びを深めていました。
菰野町図書館の水槽では、タナゴが常時展示されています。
館長の飯田隆志さんによると、
図書館を利用し、環境への意識を高めてもらう取り組みを継続していきたいということです。