【ケーブルNews】小学生じばさん講座 日永うちわ作り

28日、四日市市地場産業振興センターで実施された
日永うちわ作り体験には市内の小学生およそ50人が参加しました。
この体験会は、地場産業について興味を持つきっかけを作ることを目的に
毎年行われる「小学生じばさん講座」の1つとして開催されました。

講師を務めたのは株式会社稲藤の社員4人です。
子どもたちは、張り合わせという工程を体験。
配られたうちわの骨にのりを塗った後、丁寧に紙を張り、形を整えました。

日永うちわは江戸時代に始まった四日市の工芸品です。
最盛期には10社以上が製作していましたが、鉄道や家電の発達とともに需要が激減。
現在は稲藤の1社だけが日永うちわを作り続けています。
稲藤の代表取締役社長 稲垣雄介さんは
「今日作ったうちわを末永く使い続けてもらえると嬉しい」と話していました。

子どもたちは「均等にのりをつけるのが難しかった」など、うちわ作りの感想を話していました。

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