【知っトク!天気】積乱雲接近のサイン

知って得する天気の豆知識を紹介する「知っトク天気」!!

子どもたちも夏休みに入り、
家族で川や海でのレジャー、花火大会などに出かけることも増えてきますよね。

そんな時に、さっきまで晴れていたのに
急な激しい雨や雷雨に遭遇したことがある方もいると思います。

テレビなど報道機関では、よく「ゲリラ豪雨」と呼ばれることが多い現象ですが、
気象庁では正式には「局地的大雨」と呼んでいます。

こうした雨をもたらす「積乱雲」の発生には、
① 強い日差しで地上気温が上昇
② 上空に寒気が流れ込む
といった要因が起こることで積乱雲が発達しやすい状態、
「大気の不安定な状態」になります。

積乱雲は、”雷”や”竜巻”、”ひょう”などの現象のほか、
バケツをひっくり返したような激しい雨で
”低い土地の浸水”や”川の水位が急増する”など災害につながることもある危険な現象です。

こうした積乱雲が接近するときには、
事前にあるサインを感じることができます。

①空が急に暗くなる
青空が見えていたのに
急に灰色の雲が近づいてきた時は、雨柱が間近に迫っています。

②急に冷たい風が吹いてくる
積乱雲がもたらす激しい雨は冷たい空気も同時に吐き出しているので、
体感としても急にヒンヤリとします。

そのほかにも、五感で天気急変をサインを感じ取ることができます。

③ゴロゴロと雷鳴が聞こえる
④セミの声が止む
⑤雨の匂いがしてくる

夏休みシーズン、家族でおでかけする機会も多くなりますが、
天気急変はつきものだと思ってください。

積乱雲による天気急変のサインをアンテナ高く感じ取って、
安全に楽しむようにして下さいね😄

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