鈴鹿高校で始まった企業参加型の探求学習は
地域産業の担い手確保と雇用促進を目的に鈴鹿市が去年から始めた
「鈴鹿 de はたらこっ! プロジェクト」の取組の1つです。
地元企業の魅力を学生に発信することで、市内での就職を促すことが狙いです。
探求学習のテーマは企業が抱える課題の解決です。
10日は、プロジェクトの第1回が行われ、
命名権を取得した施設の活用方法や、SNSを使ったリニューアルメニューの宣伝、
施設を利用する高齢者が楽しみながらリハビリができるレクリエーションの考案など、
それぞれの企業が生徒と一緒に考えたい課題について説明しました。
企業の担当者は「予算などは一旦考えず、自由にアイデアを出してほしい」と話していました。
今後は職場見学や打ち合わせを重ね、9月末までに課題解決プロジェクトを実施。
10月上旬に報告会を開く予定だということです。