【ケーブルNews】貨物鉄道博物館 明治時代の貨車復元

いなべ市大安町にある貨物鉄道博物館で、
今年5月から新たに展示されているのが、「旧関西鉄道鉄製有蓋貨車」です。
これはJR関西線の前身である関西鉄道の四日市工場で1900年に製造された貨車です。
当時は木製が主流だったこともあり、鉄で作られた貨車は大変貴重だということです。

1950年頃、鹿島参宮鉄道で廃車となり、その後貨車の上部が倉庫として使われていました。
博物館では、地元で作られた貨車を復元し後世に伝えていきたいと2017年に引き取り、翌年に車体を修復。

車輪の軸箱など、床下部分の修復については、
2023年に実施したクラウドファンディングで支援金を集め、今年5月、復元が完了しました。

博物館によると、現存する貨車の中でも最も古い時代のものだということです。
館内には、今回の復元作業を解説したパネルが展示されています。

6日は、丹生川地区の女性がボランティアで運営する「駄菓子屋ヤッホー」が開設されました。
四日市大学総合政策学部で自治会や地域の取り組みについて学ぶ学生も参加し、カードゲームを行いました。
博物館前には多くの子どもたちが訪れ、
思い思いに駄菓子を買ったり、学生とカードゲームを楽しんだりしていました。

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