短歌教室が行われたのは、平田野中学校 2年生の4クラスで、
およそ130人の生徒が学びました。
この教室には、鈴鹿市出身の歌人、
佐佐木信綱の功績を伝えようと活動する
顕彰会が協力しました。
2年生はこれから国語の授業で短歌を学ぶということで、
先駆けて短歌に興味を持ってもらいたいと実施されました。
講師を務めたのは、佐佐木信綱顕彰会の西村欣也さんです。
はじめに、平田野中学校の校歌を
佐佐木信綱が作詞したことについて触れ、
信綱と学校の繋がりを伝えました。
短歌は、五・七・五・七・七の短い文章ですが、
現代は、文字や行の数も様々で、
英語・数字・記号も使え、表現の幅が広がっています。
西村さんは、「短歌は自分の気持ちを表現する芸術。
普段使う言葉で自由に楽しんでほしい」と伝えていました。
授業を終えた生徒たちは、
「短歌は難しくて硬いイメージでしたが、
意外と身近に起きたちょっとした出来事を
気軽に書いていいんだと考え方が変わった」と話していました。