日本赤十字社三重県支部による
水上安全法救助員 養成講習は例年、年1回開かれ、
今年は三重県内から2人が受講しました。
講師を務めたのは、
日本赤十字社三重県支部の指導員3人です。
3日目となった28日は、座学と実技があり、
座学では、救助方法の選択や止血法、熱中症について学び、
実技では、水上での救助や
服を着たままの泳ぎなどを学びました。
受講者は、パニックになった要救助者からの防御、
水中での姿勢や溺れた人を運ぶ技術など、
指導員から丁寧に教わり
時間の限り繰り返し、熱心に練習していました。
指導員によると、
「複数で」、「水に入らずに」、「道具を使う」など
2次災害にならないように救助方法の判断が、
一番重要だということです。
受講者は、「実際の救助に直面したとき、
いったん落ち着いて考えて動けるようにしたい。」と
と話していました。