「四日市公害からわたしたちが学ぶこと~歴史は未来のみちしるべ~」は、
公害の歴史や、関わった人々のことばを紹介する企画展です。
全国で発生した公害について、年表や写真などを展示しているほか、
子ども向けの優しい言葉やイラストで四日市公害を解説しています。
また、当時の小中学生が書いた作文や
博物館が所蔵する書籍、証言記録を引用していて、
当時の患者の状態や工場の調査結果が、
四日市公害の実態を克明に伝えています。
特に、裁判を通して抱いた赤裸々な想いが述べられたことばは、
見る人の胸を深く打ちます。
企画した職員は、「これまで通り多くの方に
ご協力、ご支援をいただきながら公害の歩みや教訓を発信し続け、
よりよい未来の環境へ繋げていきたい」と話していました。
この企画展は、8月31日 日曜日まで開催されています。