府南寺では、毎年1回、国府小学校の6年生向けに
地元の歴史や道徳を身につけるための講話を行っています。
23日は、住職の久米令真さんが
府南寺の変遷や安置されている仏像などについて話しました。
また、座禅の体験もありました。
久米さんによると
心を整えるため呼吸と姿勢を常に正すことが大切だそうです。
子どもたちは3分間座禅を組み、教わったことを実践していました。
その後、寺の向かいにある集会所で
県指定天然記念物のアイナシについて学びました。
世界遺産などの研究をしている
三重県教育委員会の新名強さんに
名前の由来や花の特徴などを積極的に質問する様子が
見られました。
また、仁王門の金剛力士像を見学しました。
普段は間近で見ることが出来ない国指定の重要文化財を
興味深く眺めていました。