22日、福王神社でも夏越の大祓式が行われ、
地元田口区の住民や一般の参拝者など、
およそ50人が訪れました。
本堂で執り行われた神事では、
参拝者が形代と呼ばれる人の形を模した紙に、
息を吹きかけるなどして厄を移したあと
境内で茅の輪くぐりをしました。
福王神社では、日本の伝統文化の継承と
多くの人に神社に親しんでもらいたいと
2023年から夏越の大祓式で
茅の輪くぐりを始めました。
直径2メートルほどの茅の輪は、
地元で採れた茅で作ったものです。
宮司を先頭に参拝者が一列に並び、
「みな月の なごしの祓するひとは
千年の命のぶというなり」と
和歌を唱えながら茅の輪をくぐっていきました。
参拝者の一人は、
「これから暑さが激しくなる夏を乗り切り
下半期も健康に過ごしたい」と話していました。
また神事の後には、
玄関に飾ると厄除けになるという
手のひらサイズの茅の輪づくり体験もあり、
参拝者同士、親睦を深める様子も見られました。