四日市市を拠点に活動する木版画グループ「創」は、
1997年から毎年、作品展を開催しています。
28回目を迎えた今年は、 会員7人と、講師の小原喜夫さんが合わせて23点を出展しました。
花や地元の風景、抽象画など、 会員それぞれが自由に題材や表現方法を決めて制作しました。
こちらは、山本敏靖さんの作品です。
寺の瓦を一枚一枚に至るまで丁寧に彫った繊細さが光ります。
このほか、青空に映えるロープウェイや 四日市あすなろう鉄道など、鮮やかな作品が並びます。
会員の栗山育久さんによると、 彫り方や色の塗り方を変えた木の板を何枚もつくり、
転写を重ねる技法が木版画の特徴だそうです。
「絵画とは違う、木版画ならではの仕上がりに注目し、
面白いと思っていただければ」と話していました。
木版画グループ「創」第28回展は、 6月22日 日曜日まで開催されています。
【ケーブルNews】木版画創
2025年6月20日
イベント
ケーブルNews / 四日市