四日市市の鵜の森公園には、
空襲被害者の慰霊と平和を願うため建てられた四日市空襲殉難碑があります。
1980年から、6月18日には追悼式や献花式が開かれてきました。
45年目の今日は、行政関係者など、およそ30人が参列しました。
四日市市は1945年6月18日から8月8日の間に合計9回の空襲を受け
死者はおよそ800人、被災者は4万9198人にのぼりました。
式では森 智広市長が式辞を述べた後、参列者が花を捧げ、犠牲者を追悼しました。
参列した三重県原爆被害者の会の会員は
「実際の空襲を経験した人が少なくなってきているが
今の平和な四日市市は多くの犠牲者の上に成り立っていることを忘れてはいけない」と思いを述べました。