青葉会には、四日市市水沢町に住む女性12人が所属しています。
10日は、県内に伝わる郷土料理「いばら餅」が作られました。
いばら餅は、田植えを終えた後に労をねぎらいあう野上がりでよく振舞われていた和菓子です。
あんこを包んだまんじゅうを、地域に自生するサルトリイバラの葉に包んで蒸し上げます。
青葉会では毎年この時期にいばら餅を作っているそうで、
生地をこねる人とあんを丸める人、包む人と役割分担をしながら手際よく餅を作っていました。
作られたのは、100個以上。
持ち帰りやお裾分けの準備をしてから、出来立てのいばら餅を試食します。
もともとは農家の女性たちの集いとして始まった青葉会ですが、
新型コロナウイルスの影響や会員の高齢化によって活動が縮小しているそうです。
今後は会が存続できるよう、会員が楽しめる企画を考えたいとしています。