四日市市の美術水準の向上を目的に行われている四日市市美術展覧会。
５２回目となった今回は、日本画や彫刻、書道など６部門に去年より１７点多い３６０点の出品がありました。
このうち市長賞や市議会議長賞、シー・ティー・ワイ賞などに７２点が入賞し、８日、表彰式が開かれました。
市長賞には、各部門１人が選ばれました。
日本画部門では、相原里佳子さんが初出品にして初受賞しました。
相原さんは、「日本画の顔料ならではの表現と、
日常の一場面に着目した普通であることの素晴らしさを、作品を通して分かちあえたら」と話していました。
この他、若手作家を応援するクスノキ賞や来場者の人気投票による賞の表彰もあり、
会場は大きな拍手で包まれていました。
表彰式の後には、各部門の展示作品の前で審査員による講評がありました。
訪れた人は、「心を込めて作った作品に感動した」と話していました。
