鈴鹿市の江西禅寺には樹齢およそ350年のオオサツキがあります。
一株立ちで、高さはおよそ4メートルです。
寺の中庭に植えられていて、室内に置いてある長椅子から見上げるように鑑賞できます。
今年は、例年と同じ14日ごろに開花し、現在は4分咲きです。
江西禅寺のサツキは、江戸時代に起きた火災でも焼けずに残ったことが寺の日記に記されていたそうです。
力強く根を張り、毎年、鮮やかなピンク色の花を咲かせています。
住職の市川秀行さんは、「見上げることが出来る大きなサツキはここでしか見られないと思う。
今年は6月中旬まで花を楽しむことができるのではないか」と話していました。