四日市市災害対策図上訓練は、災害対応のための体制構築と対応力の向上を目的に年2回行われています。
市の関係部局をはじめ、警察署や陸上自衛隊など全13機関からおよそ140人が参加しました。
訓練は、大雨によって河川氾濫と土砂災害が発生したという想定で進められました。
職員は、市民や避難所などからの連絡を受けるチームや、集まった情報を元に対応策を決めるチームなど
実際に災害が起こった場合と同様、4つのチームに分かれて対応にあたりました。
被害の情報や支援の要望に対し、チームで連絡を取り合いながら対処していきました。
今回は、災害状況を把握するシステムとして「災対ナビ」が試験導入されました。
地図や表でリアルタイムの避難状況や被害情報を確認できるというものです。
部局同士の情報共有がよりスムーズになり、迅速な災害対応が期待できます。
担当者は、今回の訓練で出た課題を整理し、実用化に向けて改善していくということです。