神宮式年遷宮に合わせ、桑名から伊勢までの市町で行われる「御樋代木奉迎送行事」。
6月8日、桑名神社から運ばれる御樋代木は、
翌日9日に鈴鹿市の神戸宗社に立ち寄り、鈴鹿市では初となる歓迎行事が執り行われます。
神戸宗社の宮司 鈴本信大さんなど関係者が集まり、当日の流れを確認しました。
20年に一度の貴重な機会に、地元を盛り上げようと熱が入ります。
当日は、よさこいや獅子舞の演舞で御樋代木のお迎えを祝い、
神社の周辺では飲食店などが並ぶイベントも開催されます。
歓迎行事のメインとなるのが、地域住民が中心となって、御樋代木を引っ張って運ぶ「お木曳」です。
コースは、神戸宗社から鈴鹿市役所までのおよそ500mで、
神戸石取り祭の祭車8台が勢ぞろいし一緒に町を歩きます。
最後は祭車による総叩きで御樋代木を盛大に見送ります。
これに伴い、神戸本通りの神戸6丁目から鈴鹿市役所前までの区間が、
午前8時30分から午後2時ごろまで通行止めになります。