鈴鹿市にあるさくら幼稚園で
鈴鹿医療科学大学の学生が応急手当に関する
講習会を開きました。
講習会には、さくら幼稚園の教諭21人が参加しました。
講師を務めたのは
鈴鹿医療科学大学 救急救命学科の学生サークル
「鈴鹿 P-BET」に所属する学生6人です。
去年5月に学生が立ち上げた鈴鹿 P-BETは、
1人でも多くの人を助けたいという想いから
適切な応急処置について普及活動をしています。
これまでは啓発チラシの配布などをしてきましたが、
より実践的な普及活動がしたいと、
初めて講習会を実施しました。
講習会では、
異物をのどに詰まらせた場合の除去方法の他に、
園児がアナフィラキシーを起こした場合の対応について
「エピペン」を使って説明しました。
「エピペン」とは、アナフィラキシー症状の進行を
一時的に緩和するための補助治療剤のことで、
医者の治療がすぐ行えない場合の初期対応として使用されます。
エピペンを使用すべき症状の説明し、
参加者は練習用のエピペンで使い方を練習しました。