3日、菰野町図書館が昆虫観察会を開きました。
昆虫観察会は、自然の大切さを感じるきっかけにしてもらおうと開かれ、
菰野町内から5組の親子が参加しました。
講師を務めたのは、三重昆虫談話会の
松沢孝晋さんと矢田栄史さんです。
はじめに、菰野町図書館そばの調整池に生息する
トンボの種類について説明がありました。
調整池では、シオカラトンボやアオモンイトトンボなどが
見つけやすいということです。
その後、トンボの雄が雌を探して
飛び回っている様子を観察しました。
講師の松沢さんによると、
調整池の周辺には30種類のトンボがいるそうです。
この日は、7種類のトンボを見つけました。
また、父親と協力してシジミチョウの仲間を捕まえるなど、
親子で楽しいひと時を過ごしていました。
観察を終えた後は、トンボの胴体や羽、脚などの
形や生え方などを学びました。
菰野町図書館には、昆虫に関する本が800冊以上あります。
観察と調べ学習が一緒にできる図書館を
積極的に利用してほしいということでした。