27日、四日市市のじばさんで
四日市公害と環境未来館が主催の
「綿を育ててみよう!」が開かれました。
「綿」は、アオイ科ワタ属の植物で、
採取される繊維が、糸になり布になります。
講座では、育てる際のポイントや綿が服になるまでの工程が
スライドで紹介されました。
50センチほどの背丈になったら
一番上の葉を摘み取る「摘心」を忘れずに行うこと、
綿の葉を食べる虫に注意することなど、
参加した人は、メモをとっていました。
途中、参加者に茶綿が配られ、種を取り出す体験をしました。
また、綿をほぐすことで繊維の塊をなくし、
糸をつむぎやすくする「綿打ち」の体験では、
ふわふわになった綿に驚いていました。
日本における1人あたりの衣服の購入枚数は
1年でおよそ18着、手放す服は15着というデータがあります。
服と環境問題との関わりを知った参加者は、
リサイクルやリユースなどをして
綿を無駄にしないようにしていきたいと話していました。