地域の五穀豊穣を願う伊曽島神社の御田植祭は、
伊曽島地区にあった約30の神社が合祀された
1911年から行われている伝統行事です。
御田植祭は2月の祈年祭で行われるおみくじ神事で選ばれた
氏子地区の農家組合が担当しています。
今年の担当の松西下農家組合の御斎田には、
組合関係者や住民など、およそ80人が集まりました。
神事が行われた後、
松西下農家組合の会員と地域の子ども達、
およそ20人が御斎田に入り、コシヒカリの苗を植えていきました。
各農家組合では地域の伝統行事を次世代に繋いでいきたいと
25年前から子ども達と一緒に田植えをしているそうで、
初めて田植えをした小学生は
「大変だったけど元気に育ってくれるのが楽しみ」と話していました。
この日植えた苗は、8月に稲刈りを行い、
11月の新嘗祭の時に奉納されるということです。